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2004年11月26日 (金)

妻に先立たれた田原総一郎さん

先日、8月に最愛の奥様(節子さん)を亡くされたジャーナリスト田原総一郎さんが「徹子の部屋」に出られて、節子さんとの思い出話を話していました。

田原さんは、15年前に妻節子さんと、再婚どうしでむすばれました。6年前に節子さんが癌を発病し、手術で手が挙がらず髪を洗うことができなくなると、田原さんは節子さんの髪を洗ってあげたり、車椅子を押して旅行に出かけられたりと献身的な介護を続けておられました。

節子さんの病は悪性の炎症性乳がん、5年以上も生きるのは担当医の話によると最高記録だそうで、節子さんも「記録に挑戦しましょう」と最後まで弱音をはかなかったそうです。乳がん患者と医師との連絡会を作る運動もなさっていて、田原さんに引き継がれました。強い男性に見えた田原さんですが、節子さんと議論して負けるのはいつも田原さん。「朝まで生テレビ」の番組は、もとウーマンリブの頭首だった節子さんとの論争から生まれたそうです。節子さんは、田原さんが書いた原稿に朱をいれ、出演した番組の一番の批評家でもあったそうで、田原さんを支え続けていたのは、実は節子さんだったようです。

「妻がいる時は、シャンプーがなくなれば自然に補充されていましたが、今はどうしたらいいのだろうと考えこみます。秋になり衣替えもしなければと気がつきましたが、服がどこにあるかもわかりませんでした」と、節子さんに頼りっきりだった田原さん。

「徹子の部屋」では強い田原さんの姿はなく、妻を愛した優しい男性が背を少し丸めて話していました。生活の面だけではなく精神的にも、妻から自立しなければならない田原さん。節子さんは元気な田原さんを愛したはず「田原さん、寂しさに負けないで」。

亡くなる直前には口実筆記で書かれた田原節子さんの本。
 「最期まで微笑みを」  講談社  1,575円


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コメント

schmidtさん、コメントありがとうございます。
実は私もはじめのころの田原総一郎さんは、好きではありませんでした。イエスかノウかのみを求めるような質問のし方や挑発的な話し方がとても嫌でした。

ここ数年前から、田原さんの棘が丸くなってきたような気がしていましたが、6年前からの奥様の看病で棘が優しくなったこともあったのかも知れません。
 
弁がたつ人より、どんな行動をとるかに私は関心があるので、田原さんが奥様の入浴介助をずっと続けられたということに、ほろりときました。数回ではなく、ずっと続けられたところにです。

田原さんが江藤淳さんのようなうつ病などにならず、堀田さんのような転進ができるといいですね。かってに江藤淳さんをうつ病にしてしまいましたが。

投稿: ようこ | 2004年11月29日 (月) 午後 09時36分

 田原総一郎というジャーナリストは、どちらかというとあまり好きなタイプではありませんが、彼の発言にはいつも注意してきました。最近では、やはり奥さんに対する田原氏の思いについて記述されている文章や映像を見る機会が多く、より親しみを覚えるようになっています。

 かつてロッキード事件の捜査を指揮した堀田氏が福祉の世界に大転進したように、田原氏もどこかで大きく舵を切ることがあるのではないかと思っています。

投稿: schmidt | 2004年11月29日 (月) 午前 11時20分

目露の誤りでした訂正してお詫びします。「めちろ」岩手地方の方言なんでしょうかね(涙のこと)27日に熊ヶ根 光西寺で開かれた音楽と昔話語りの会「聞いてけらいん昔話」を聴きに行ってきましたが「めちろ」はこちらの方でもお解かりなってないのですね。(めちろ)素晴らしい言葉で大好きです。日本語は心と近い言語であり表現のうちに感情が表れてしまう特性がありますね 

投稿: seten | 2004年11月29日 (月) 午前 06時04分

声に出して読んでいただいて光栄です。声に出して読むと文章の手直しがしたくなってきます。三浦哲夫さんの著書は「しのぶ川」くらいしか思い出せません。「眼露」とはなんと読むのですか?

斉藤孝さんの「声にだして読みたい日本語」を、車の中で聞いていたことがありますが、自分で朗読できるとは羨ましいです。「文芸作品」を読む会に入っていると、いろいろな人の本を読むチャンス恵まれるのでいいですね。1人だといつも偏った傾向の読書に限られてしまいます。

NHK文化センター泉教室のチラシが、数日前に入っていましたが、入ってみたい企画がたくさんありました。今日もチラシを眺めていたところです。パソコンやめたら、新しい趣味をふたつぐらい増やせそうですが・・・。

投稿: ようこ | 2004年11月28日 (日) 午後 09時10分

私はNHK文化センター泉教室で文学作品を読む教室に行ってますが。「妻に先立たれた田原総一郎さん」の記事朗読してみました。そして教室で読んでる作品は「めちろ 三浦哲郎著」ですご存知のとおり「めちろ」は眼露の方言ですが 本記事を朗読して「めちろ」になりました。 

投稿: seten | 2004年11月28日 (日) 午後 06時50分

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