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2005年5月13日 (金)

若くなった高齢者

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 遠藤周作さんが1979年に書かれたエッセー「心の置き土産」に、海外旅行をした75歳のお婆さんの話が書いてあった。皆に混じって杖を片手に懸命にあちこちを廻った。その婆様に何が一番、面白かったかと訊ねると「わたしゃね、腰がまがっているから、地面しかみなかった」と言ったそうである。26年前の話を読んでいたら、最近の高齢者は実に若々しくなったとつくづく思った。

 今春のイタリア旅行のツアーに参加した最高齢者は81歳の男性Mさん、Mさんは丈の短かい黒の皮ジャンを着て、ハンチング帽をかぶっていられた。とてもおしゃれで、背もスラリとして歩く姿勢もかっこいい。 インテリらしいMさんは、年上の奥様を10年間も看病なさり、4年前にお一人暮らしになられたとのこと。絵画や彫刻なども熱心に見ていた方で、海外旅行のベテランであった。

 女性の最高齢者は76歳のSさん、いつも娘さんと行動しておられたが、最初は姉妹かと思っていたので、親子と聞いてびっくり!若い、若い。

 今回の旅は、ハードで1日、1万7千歩から2万歩歩いた。私は、こんなに歩いたことは初めてで、体がもとに戻るのに1週間かかった。Mさん、Sさんも旅を無事に終えたが、家についてから体調はどうだったのでしょう。

 帰りの飛行機でSさんの娘さんと席が隣同士だったので「おかあさんは、大丈夫でした?」と聞くと「この時代の人は平気なのよ」と。Mさん、Sさんとも、日本の26年前のおばあさんとは大違いである。
 
 気力があり、自分の体を甘やかずにいれば81歳でも、かなり若さが保てるようですが、私は26年前の高齢者に戻りそう。

イラストはえすけっとから

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コメント

NAOKOさんwatari41さん

コメントありがとうございます。
一緒に返事を書きます。

niftyもやっと少しデザインが増えてきて、楽しめるようになりましね。
でも、まだ私たちが使えるデザインは少ないですね。

腰が曲がっていたのは、骨粗そう症という、病気です。
50歳をすぎた女性は、急激に骨量が少なくなり、骨粗そう症になりやすいそうです。
骨折すると寝たきりになりやすいので、必死でカルシウムを取る女性が増えています。
私もヨーグルトを毎日食べていますが、時々食べるのが嫌になることがあります。


投稿: ようこ | 2005年5月14日 (土) 午後 09時38分

 昔の老人は、どうして腰が曲がっていたのでしょうかね。重いものを運んだりの農作業をはじめとした重労働が多かった為なのでしょうが、ある時期から農業だけではなくて、いろんな分野で自動車など機械での運搬や、家庭電化とか生活の簡素化などで、腰に負担のかかることが少なくなったのではないのかと思うのです。それが現代の老人世代からになるのではないかと。多少理屈っぽくなってしまいました。

投稿: watari41 | 2005年5月14日 (土) 午前 09時01分

背景が変わってかわいくなりましたね。

うちの両親が来週こちらに来るのですが、フルムーン切符をフルに活用して、あちこち寄って来るそうです。負けないように元気でいなければと思います。

投稿: NAOKO | 2005年5月14日 (土) 午前 08時23分

schmidtさん、コメントありがとうございます。

コーラを飲んで、パソコンに向っているような世代は、弱いかもね。


投稿: ようこ | 2005年5月14日 (土) 午前 07時11分

 コーラを飲み始めた世代とその親の世代では、親の世代の方がひょっとしたら強いかもしれません。この場合「コーラ」は象徴ですが・・。不肖、私も親より先に倒れそうです。はははは。

投稿: schmidt | 2005年5月14日 (土) 午前 02時15分

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