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2006年5月13日 (土)

再び「バカの壁」

Photo現在200万部も売れているという養老孟司先生の「バカの壁」、2003年に「バカの壁」を読んだ時は、頁数が多いわけではないのに、読むのに時間がかかったという印象があった。

その後、ラジオやTV番組に出演なさる先生の話を何度か聞いているうちに「東大のえらい先生」と言う印象から「ゾウムシ取りに夢中になっている面白いオジサン」に変り「バカの壁」以外の本も読んでみたくなった。

テリー伊藤さんとの対談「オバサンとサムライ」は、わかりやすいし、笑える。日下公人さんとの対談「バカの壁をぶち壊せ」も、面白かった。対談以外のお勧めと言うと、やはり新潮社の「バカの壁」「死の壁」「超バカの壁」である。書かれた年に逆らうことになるが「超バカの壁」を、最初に読むのもいいような気がする。

今年の春、NHKの対談番組で養老先生は「壁シリーズは、新潮社の後藤さんが、私の話を聞き書きして、わかりやすくしてくれたお陰で、本が売れたのですよ。本が売れたお陰で、ゾウムシをいれる倉庫ができました」と話していられた。「夫婦関係は直角がいい」との「え~?」と思うような話も、私にとっては面白いと思えるようになっていた。

前に読んだ「バカの壁」の内容をもうとっくに忘れているので、最近また読み直してみた。当然のことだが、今回は前回の5倍ぐらいの速さで読めた。先生の本は15冊ぐらいは読んでいるが、やっと満腹になった感じがする。

養老先生の本は先生独自の哲学を「え~、どういうこと」と、考えさせられる点がいい。先生の哲学に触れ、生きることが少し楽になったような気がする。

ba-hirake

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コメント

schmidtさん、コメントありがとうございます。

養老先生の本を初めて読んだ時は、難しく(面白くない)て読むのに時間がかかりました。しかし、いろいろな人との対談や講演をまとめた本を数冊読む間に、先生の視点(哲学?)がなんとなく見えてきたような気がしました。「バカの壁」を最初に読むより、対談ものを先に読んだ方がいいような気がします。

読んでいると「そうかな?」と思うこともあります。養老先生がすべて正しいことを書いているわけではないし、先生も「私が書いているのは、議論の種であって、すべて『正しい』と思わないで下さい」というようなことを、どこかに書いていらしたような記憶があります。

「バカはバカなりに壁を作る相手はきちんと選ぶのが普通です」ですか。そういえば、どうしても超えられない壁は、ありますね。そんな時「バカの壁」を意識することで、ちょっと気持ちが落ち着くような気がします。


投稿: ようこ | 2006年5月16日 (火) 午前 06時50分

 「バカの壁」はわたしも読みましたが、かつて受けた心理学や哲学の講義を聞かされるようで、あまり感心しませんでした。
 文章や内容というよりも、本当のところどういう人か分からないのに、なんだかたいそうなことを言われているような感じがしました。これも養老先生ご指摘の「バカの壁」なんでしょう。
 ただ、そうはおっしゃいますが、「バカ」は「バカ」なりに壁を作る相手はきちんと選ぶのが普通です。「壁」を作る発想や態度をひっくるめて「バカ」と一般化されても困るんだよな、と。ひねくれた次第です。

投稿: schmidt | 2006年5月15日 (月) 午前 11時17分

qoriaさん、コメントありがとうございます。
「進化しすぎた脳」は、昨年の5月に読んでいますが、1度読んだだけではわからないので、またいつか読んでみましょう。高校生に講義するような感じで書かれていたような印象があります。私は、固有名詞を覚えるのが大の苦手なので、池谷祐二先生の「海馬」も読んでみたいと思っています。「脳のなかの幽霊ふたたび」ですか、これも面白そうですね。本の紹介ありがとうございます。

投稿: ようこ | 2006年5月13日 (土) 午後 07時47分

養老先生のバカの壁はバカ売れですね 脳に関する本が本屋さんの脳コーナーが設けられるようになりました。進化しすぎた脳「池谷裕二」から読み始めて今はV/Sラマチャンドラン山下篤子訳「解説;養毛孟子」”脳のなかの幽霊、ふたたび”です。脳はまだまだ不思議で”神の分野”と思いました。

投稿: クォリア | 2006年5月13日 (土) 午後 03時39分

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