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2006年9月 3日 (日)

有料老人ホーム見学(1)

94nwithcat 仙台市内の北部にある、有料老人ホーム「エバーグリーンシティ・寺岡」を見学してきました。ホームは、住宅型と介護型に分かれていて終身利用権方式、完成は平成19年の3月です。事業主と管理運営は、「松田会」です。

 住宅型のすべての部屋には、ベッドルームとLDKの2部屋、それにバスルームと車椅子でゆったり入れるトイレがついています。共有のスペースには、シアタールーム、アスレチックルーム、大浴場、医務室、ゲストルーム、レストランなどがあります。住んでみたいと思うようなお洒落な建物、サービスも行き届いているように思えました。ハイクラスの設備や環境を考えると、月々の利用料が高いのは、しかたがないのかも知れません。しかし、入居一時金は、市内のマンションが買える金額なので、終身利用権は高すぎると思いました。

見学者は11名、真剣に入居を検討していそうな方は、おひとりでした。

●住宅型(満60才以上)144室
入居一時金:2,430~5,520万(2人目の追加金は480万円)
(部屋の広さ:46,40㎡~99,58㎡) 

募集の初めのころに、入居1時金の一番高い住宅型の契約が終了したとのこと、ビックリ!

●月額利用料:1人 98,000円 2人147,000円

●食費:月1人63,000円
 食事は自分で作れば費用はかかりません。

●食事も作っていただくとなると合計は
1人入居の場合 月:162,000円
2人入居の場合 月:273,000円

上記金額は、水道・光熱費・新聞代などは含まれていませんので、食費以外の雑費を5万円とすると、1人入居の場合、最低の生活でも212,000円は、かかりそうです。正社員で働いてきた独身男性なら、どうにか払っていけるかも知れません。
残された女性が、遺族年金で暮らすには払い切れない金額です。
夫婦で入居した場合は雑費を8万円とすると、最低353,000万円程度は必要。趣味などの娯楽費用や介護保険の利用料は含まない額であることをお忘れなく。

 最初は住宅型に入居していて、介護が重症になれば優先的に、介護型に入居できるようです。今は入居するつもりはないし、入居できる金額でもありませんが、10年後にはどうなるかわからないので、ともかく記録を残しておきましょう。

 金額を考えるとしり込みしてしまいますが、仙台にもようやく質のいい有料老人ホームが建ち始めたことは、大歓迎です。今後は競争しあって、中流クラスの人でも入居できる価格で、サービスのいいホームが増えるといいのですが・・・。

ba-hirakeイラストは「エスケット」から

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コメント

TOMOかあさん、こんにちは、数日前にもHPをお邪魔したのですが、クイズには気がつきませんでした。

自分の問題もあるのですが、私の両親の問題もあり、見学しています。
介護される人より、お世話をする立場の方が幸せだとは思いますが、時には重く感じる時もあるので、楽しむ時間を大事にするようになりました。

投稿: ようこ | 2006年9月10日 (日) 午後 08時44分

>1人入居の場合、最低の生活でも212,000円

ほんと、一時金も毎月のかかりも大変なものですね。
それに介護が必要となれば、それも加算でしょうし、
あ~~、うちでは無理です・・・。

息子の介護をしている間に、
いつの間にか、自分の老後も迫ってきて、
いつまでも元気でいたいけど。
いや~頑張りましょう!!(^o^)/

ところでクイズをしていますので、
お時間が有る時にでもお寄りくださいね。

投稿: TOMOかあさん | 2006年9月10日 (日) 午前 12時29分

watari41さん、コメントありがとうございます。

20年前、福島県にそんな高い施設があったことはまったく知りませんでした。

気持ちの問題は別として、自宅で家族が介護するということは、お金に換算してみると相当なものになりますね。

寺岡の病院は、義母が入院した時は、そんなに大きな病院ではなく、介護補助をつけてくれと言われて、病院の支払いの他に、付き添いさんの支払いに月50万円もかかった病院です。

介護保険施行もあり、老人保健施設、認知症専門病院などと、ここ6~7年程度で急にビッグになったので、ちょっと不安もあります。

投稿: ようこ | 2006年9月 7日 (木) 午後 08時21分

 私も身近でそんな経験したことがありました。20年ほど前のこと、福島郊外にそのような施設が出来る時に、生きていれば百歳を超えている大叔母さんがそこに入ろうとして提示されたのが、寺岡のと似たような金額条件でした。大叔父さんの遺産があったので、頭金5百万円を払って、残の数千万円は入居時に支払うというものでした。
 それを聞いた大正生まれの娘は驚いていまい、そんな大金をかけるのなら私が面倒をみるからと中止させたことがありました。
 もう一つは横浜に住む90歳になる叔母さんです。子供が男子だけだったので、同居が難しく、ケアハウスのようなところに入っております。いらなくなった会社の独身寮を改築したもので、大したことのない施設ですが、料金が月額30万円だと聞いて驚いてしまいました。
 こんな話ばかりなので老後不安はつのりますね。
 

投稿: watari41 | 2006年9月 7日 (木) 午前 09時21分

akiyamaさん、コメントありがとうございます。

「コロラド州の最高額老人介護施設は、経費がなんと1日で「2500」ドルですよ!」とは、たしかに想像を超えますね。日本のどこかにも、超お金持ちのための、超高級老人ホームがあるようですが、経費はわかりません。
「一ヶ月、400~1000ドルしか入らない年金生活者でも、設備のよい施設で末期を迎えるようになっていま」え~そうなんですか。アメリカでは、自分の身は自分で守らないと、とんでもないことになる国と思っていたのですが、認識不足でした。

介護保険制度施行前後は、北欧、ドイツ、イギリス、米国の高齢者の福祉制度を紹介した番組や本が山ほどあったのですが、このごろはとんと少なくなりました。


投稿: ようこ | 2006年9月 5日 (火) 午前 05時29分

michikoさん、コメントありがとうございます。

サンシティ、TVでも放送され、姥捨て山のようなことを考えてしかも実行してしまう所もあると、ビックリしたものです。

その後、ウエイター、郵便配達夫など、働く人がすべて高齢者という皮肉ったような映画もあったので、私の記憶に残っている映像が、現実と作り物との区別があいまいになっています。

投稿: ようこ | 2006年9月 5日 (火) 午前 05時13分

日本の老人余生施設と経費は、よく研究され、妥当な額と思います。
 米国は州によって、その実態は千差万別です。ロサンジェルスとデンヴァーでは雲泥の差です。
 コロラド州の最高額老人介護施設は、経費がなんと1日で「2500」ドルですよ!。
 TVレポで見ましたが、まだ元気で室内ゲームを楽しめる婦人達…どんな社会階層の人でしょう?想像を越え、私の常識など蹴落とされてしまいます。
 それでも、州の政策は一ヶ月、400~1000ドルしか入らない年金生活者でも、設備のよい施設で末期を迎えるようになっています。
 私の連れ合いが亡くなるまでの体験記を、ロサンジェルスとコロラドでの奮闘記を書いたら一冊の本になるほどです。
 自責事故から死ぬまでの約6万ドルの費用を、国と州が払ってくれました。私が払った費用は火葬代1000ドルと納骨の木箱代200ドルだけ。
 コロラド州は米国でも一番、治安もよく、厚生施設など民意の高い州だそうです。例えば、各人の健康管理でも全米で一番肥満者の少ないのも、その具現です。
 ともあれ、今際の水は、自宅で家族の世話になりたいものですね…。

投稿: akiyama | 2006年9月 4日 (月) 午後 11時52分

我が家の近くに有料老人ホームが出来るので注目していたのですが費用面では高すぎてとても住めそうにありません。

8年位前にアメリカのアリゾナ州の砂漠の真ん中に作った高齢者だけの街、サンシティを見学したことがあります。
広々とした土地に各施設は完備しているようでしたが、子供も見かけない若者が居ない町は淋しいほど静かで不自然でした。子供の歓声が聞こえ赤ちゃんの泣き声が聞こえ若者のエネルギッシュな活動を見ることが出来ない街には住みたくないと思いました。

投稿: michiko | 2006年9月 4日 (月) 午後 10時27分

クオリアさん、コメントありがとうございます。

認知症にさえならなければ、たとえ車椅子の生活でも、できることは自分の力で頑張ることが、この世に生を受けたもの務めかな、と思うこのごろです。

投稿: ようこ | 2006年9月 4日 (月) 午後 08時04分

piomioさん、コメントありがとうございます。

介護付きもあり、広さや設備はPIOMIOさんの義母さんのホームと同じぐらいです。
ただし、入居金は1,280万~2,280万円。
400万円と比べても、超高い!
 
お母様もお元気になられて良かったですね。

投稿: ようこ | 2006年9月 4日 (月) 午後 07時57分

schmidtさん、コメントありがとうございました。

アメリカで、高齢者のいろいろな施設を取材なさっていたのですか。たぶん私は読んでいると思います。

気のめいるような施設は、日本でも多いことでしょう。
ともかくギリギリまで、自宅で頑張るのが一番のようです。

投稿: ようこ | 2006年9月 4日 (月) 午後 07時50分

長生きすればするほど多くの人にお世話になり、そして人生の終着駅までの旅費は現役時代に稼いだ資金をすべて投じても切符が買えない また、死んでからも墓所の土地代金、ほか限りなく、お金がかかるのですね。生・病・老・死の人間四苦は宿命 夏目漱石さんの草枕の冒頭部分を中学の頃訳も解らず暗唱していましたが。後期高齢者になったいま、これが現実味をおびてきてこの文学の重みがズシリと感じてきました。曰く、山路を登りながら,こう考えた 智に働けば角がたつ 云々・・・とかくこの世は住みにくい・・と漱石は記して,だから・・「詩が生まれて、画が出来る」と言っていますよね。歌でも唄って後は、どうなったって知ったことではない!と思って生き抜くしかないと感じている此の頃です。

投稿: クオリア | 2006年9月 4日 (月) 午後 07時43分

私も、高くて、もったいなくて・・・・・行かないで済みたい・・・です。

主人の母も有料老人ホームに住んでいますが、「自立している人」限定ではありますが、入居保証金は40万円程度で、あとは月々食費込みで13万円程度(電気代は別)です。
6畳強の和室と3畳程の縁側とミニキッチン(電磁調理器)、トイレ、洗面所が付いています。
お風呂は、共同の大きなお風呂で、食事も大きな食堂で食べます。
ミニキッチンがあるので、義母は時々好物を作って食べているそうです。
定期的に看護師さんが健康チェックをしてくれるそうですし、色々なサークル活動もあります。
義母も居心地が良いらしく、入居3年目になりますが、だんだん元気さがアップしてきています。
現在87歳です。

東京近郊には、介護が必要な場合でも400万円程度の入居金の介護付有料老人ホームが結構あるようです。
私は、もし、介護が必要になったら娘に手頃な料金の介護施設を探してもらって入居することになるだろうな・・・と思っています。

投稿: piomio | 2006年9月 4日 (月) 午後 02時40分

 ああ、駄目だ。わたしには払えません。

 アメリカでこの種の施設を2週間にわたって取材したことがありました。アルコール依存症の女性がふらふらと寄ってきてわたしをのしっていくような、とても気のめいるような施設がありました。元気なうちに入居できて、体の状態に応じて3段階+終末の住居区が設定されているような施設もありました。

 選択肢がさまざまに準備されているのがあの国の特徴だと思いますが、わたしにはしっくりくるものはありませんでした。

投稿: schmidt | 2006年9月 4日 (月) 午前 10時01分

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