« 真夏の散歩 | トップページ | 文字が小さいよ »

2007年8月 7日 (火)

夫の家事入門

A19c033 我が家は「夫に家事を手伝わせない家庭」ということで友達からは不評で、私の躾が悪いとまで言われたこともある。

「手伝ってぇ~」と言えば言うほど、夫は断固手伝わない。家にいてもしたいことをたくさん持っている人にとって、家事や雑用をしたくないのは当然である。しかし、私だって歳をとるし、いつまでも丈夫で長持ちの妻でいられる訳がない。夫が退職したら「家事のできる夫再教育」を、一戦交えても実行しなければと覚悟していた。

そんな我が家に「夫の家事入門」のいいチャンスがきた。この夏、私は10日間ほど外泊することになった。2日ぐらい家を空けたことはあったが、10日も夫が「オ留守番」するのは初めてである。

なにもかも妻まかせの夫にとって、妻がいないということは大事件である。近所には食事ができる店が数ケ所あるが、外食や既成のおかずだけでは、たちまち飽きてしまう。朝食ぐらいは自分で作れるようになった方がいいと、夫は料理見習いを承諾した。

料理の手始めはご飯を炊くこと。米の研ぎ方、一番美味しく炊ける水加減を覚えてもらった。最近の炊飯ジャーは、タイマーがついていたり、いろいろな炊き方ができるが応用部分はすべて省略。電子レンジで作るゆで野菜やフライパンで作る目玉焼も覚えてもらった。本人は卵焼きが食べたいらしいが、夫の家事レベルでは無理、卵焼きは次の段階である。

A19c008_2 買い物も大嫌いな人であるが、めずらしくスーパーにつき合ってくれた。私は主に4件のスーパーを使い分けている。卵やハムはA店のこの商品、お刺身はB店、ここのお惣菜は添加物がゴッソリ入っているので買わないことなど・・・と、買い物をしながら説明をした。

冷凍庫には好物のうなぎの蒲焼やひじきの煮物、夏野菜のカレー、鯖の味噌煮、ロールキャベツ、ラタトューユなどを作ってストックした。

しかし、伝えておくべきことは食べ物に限らない。回覧板のまわし方、ゴミの出し方、鉢に水をやるなど、いろいろ出てきた。意識していなかったが、ゴミ出しのルールはけっこうめんどうである。洗濯や掃除の仕方も忘れてはいけない。洗濯は洗い分けなどとややっこしいことは言わず、白い物と色物も区別しないで洗うことができるオシャレギ用の洗剤を使ってもらうことにした。掃除機をかけるのは大変なので、モップを使うと便利であると手抜き家事も伝授した。

最後はストックした食品名や家事のリストを、イラストを入れてカラフルに作り、冷蔵庫の扉に貼り付けた。さてさてどうなることでしょう、結果がちょっと楽しみでもある。掃除と洗濯機の使い方を話してる時、夫は上の空で聞いていたので、たぶんできないと思う。イヤ、しないと思う。なにはともあれ留守の間、γGTPと血糖値・中性脂肪だけは増やさないで欲しい。

|

« 真夏の散歩 | トップページ | 文字が小さいよ »

コメント

そろそろ結果が出たころかと、楽しみにしています。
意外と家事にはまってたりして~。^m^

うちでは料理は出来ないけど、
食べた後の片付けは、夫も息子も手早く上手、
私がへんにお皿を重ねると怒られちゃいます。
ほとんどお任せ~。A^^;)


投稿: TOMOかあさん | 2007年8月17日 (金) 午後 11時27分

ほほえましい二人の状況が目に浮かびます。
友人のご主人も家事一切無縁の方でしたが退職後「男の料理教室」に参加してから役1年、今では料理包丁一式揃えて料理作りを楽しんでいるようです。友人は喜んでいる反面食材にこだわりすぎてお金が掛かると悩んでいます。
ともあれ、お料理が出来なくとも、掃除をしなくとも、お二人お元気で過ごす事が一番です。

投稿: Gobasi | 2007年8月16日 (木) 午前 12時49分

watari41さんは、単身赴任の経験がおありなのに、家事は苦手なのですか。

>ただ一つ、憶えたのは、米と味噌があれば人間何とかなるものだということです。

そうですね。たくさんの野菜やお肉も食べられるので、トン汁などは超便利なお味噌汁です。

宅急便でおかずが届くなんて、ずいぶんつくしていただきましたね。

投稿: ようこ | 2007年8月 9日 (木) 午後 07時02分

michikoさん、夫の家事見習いにはずいぶんご苦労なさったのですね。

食器洗いの伝授を忘れていました。
michikoさんのご主人も家事をまかせっきりだったのですね。
家事のできる夫にする方法、いろいろ教えて下さい。

投稿: ようこ | 2007年8月 9日 (木) 午後 06時54分

 実に楽しい記事でした。ご主人の心境が手に取るようによくわかります。私も単身の経験が長いものの、以上のようなことは全く駄目なのです。
 ただ一つ、憶えたのは、米と味噌があれば人間何とかなるものだということです。
 ご飯は機械が炊飯してくれるし、味噌汁はチャンコ鍋みたなもので、あるのもを何でも入れて煮るものでした。
 そのうちに宅急便で自宅から何日か分のオカズが届き、またそれでしのいでいたというようなことでした。
 大阪に昭和2年生まれの従兄夫妻がいるのですが、近代的な感覚をもっていて、奥さんは料理をつくりますが、後片付けは従兄の仕事にしており、感心したことがありました。
 我が家は、幸いにも娘が残ってくれてましたので、料理はお願いし、後片付けの一部を私が受け持つというような現状です。

投稿: watari41 | 2007年8月 8日 (水) 午前 09時16分

ようこさん、 おはようございます。(^^♪
 
夫の家事入門は定年後の大切な問題ですよね。
私も教えたのですが高齢になってからは、すべての事がなかなか身につきませんでした。
食後の後方付けも最初は油モノのお皿と水で洗い流すお皿の区別もしないし、「ガチャン!」よくお皿を割ってしまいました。
時々する料理は簡単なものだけですが、今でも火加減が身につかず焦げて黒いのができます。
女性も忍耐強くゆっくりと気長に構えなければなりませんねぇ~。
男性の家事での女性への依存心はずっと続くことが多いようです。

投稿: michiko | 2007年8月 8日 (水) 午前 06時50分

クオリアさん、コメントありがとうございます。

クオリアさんの年齢で、家事が自立できる男性は本当に貴重な存在ですね。

上野千鶴子さんの「おひとりさまの老後」、買ってみます。上野千鶴子先生も数年前から老いを取り上げるようになってきて、遠くに感じていた先生に親しみを感じるようになりました。

投稿: ようこ | 2007年8月 7日 (火) 午後 09時52分

piomioさん

(単身赴任の時が可哀想だったからネ。)は、なかなかいいですね。単身赴任経験は大事ですね。そういえばひと月半、米国で単身赴任だったことがあるのですが、洗濯はどうしていたのでしょう思い出せません。

「ゴミでは死なない」とウソぶいている夫は、なん日掃除しないか楽しみです。

投稿: ようこ | 2007年8月 7日 (火) 午後 09時45分

{上野千鶴子著「おひとりさまの老後」
副題「結婚していようがいまいが、だれでも最後はひとり「これで安心して死ねるかしら」} 

長生きすればするほど、みんな最後は一人 
妻は何かと世話をしてくれていますが出来るだけ自分で家事を心がけています。今の幸せを惜しみながら

投稿: クオリア | 2007年8月 7日 (火) 午後 06時00分

とても興味深く読ませていただきました^^
ご主人、急に覚えなければならない事が多くて大変ですね。
でも、ようこさんが冷凍庫に美味しいものをたくさん準備してあるので、それが大いに役立つことでしょう。
こんな機会に少しずつ覚えていただければ、きっと、老後にはまあまあの家事が出来るようになるのではないでしょうか。
我が家の夫は単身赴任の時に掃除、ゴミ出し、買い物、洗濯など頑張ったので、いくらか家事ができます。
それ以上は、まあいいか、と思っています。
(単身赴任の時が可哀想だったからネ。)

投稿: piomio | 2007年8月 7日 (火) 午前 11時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33418/16011732

この記事へのトラックバック一覧です: 夫の家事入門:

« 真夏の散歩 | トップページ | 文字が小さいよ »