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2008年1月18日 (金)

過剰な寒さ対策

A24c023_2温暖化と言っても1月2月の仙台は寒い。今日は愛用のホッカイロを背中に貼りつけ、熱いココアを飲みながらブログを書いている。「寒い!」となると、昨年の私の失敗を思い出した。

2007年1月3日、夫はシカゴに出かけることになった。シカゴの冬はかなり寒いはず、正確な気温や気候を調べてみようとインターネットで検索をした。

「シカゴの1月は-10℃ぐらいになり、風が吹くと体感温度はさらに低くなる。厚手のコート以外にマフラー、帽子、耳あて、手袋、防寒靴も必要である。マフラーなどはおしゃれ用というよりは、目以外はすべて覆わなければならないほどの寒さである」というようなことが書いてあった。

かつて若い時、コネチカット州で冬を過ごしたことがある。風がビュービュー吹く中を私は歩いてひどい風邪をひいた経験がある。池をわたる肺まで氷るような風、エリに毛皮のついていた茶系のロングコート、帽子の上から頭と口を大きな白いマフラーで覆い、息をなるべくしないで、風が顔に当たらないよう下を向いて歩いていた自分の姿をリアルに思い出した。家に戻ると、外についていた温度計は摂氏-7度をさしていた。風邪を引き、熱が出て胸が苦しくゼイゼイ音がしたが、米国の病院に行くのが嫌で、日本から持って行った抗生物質を大量に飲んで一週間寝ていた。

異国で風邪をひいたら大変なことになると、私は夫の防寒準備を始めた。20年前と違い、今は薄くて、とても暖かい肌着があるので、デパートで遠赤外線なんとかというシャツと下ズボンを購入した。

調べれば調べるほど「シカゴはミシガン湖からの冷たい風が吹き、寒いというよりは痛いほどの寒さである」などという記事ばかり出てくる。またまた心配になり、スポーツ用品店で冬のエベレスト登山でも大丈夫という下着を購入し、さらに網目の詰まった帽子とマフラー、厚手の靴下も準備した。もちろん貼り付けられるホッカイロも大小取り混ぜて、持って行ってもらった。

夫がシカゴにちょうど着いた日「米国は何十年ぶりかの暖冬で、ニューヨークでは櫻が咲いた」とのニュースが流れた。夫からは「シカゴは帽子もマフラーも必要ない。靴下が暑い!普通の靴下は入ってないのか?」との、メールが送られてきた。肌着は汗を吸い取り、すぐに乾く素材なので、汗をかいてもドライ感があったようだが、靴下はただの厚手だったので、足はむれてたまらなかったようである。

帰国した夫を地下鉄の駅まで迎へに行った。小雪ちらつく中、コートの前ボタンを全部はずして帰ってきた夫を見つけた時、ちょっと危ない人に見えた。夫の足にはアメリカ生まれの水虫ができ、エベレスト登山用の下着はその後着られることはなかった。
本日のシカゴの気温-10℃。

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コメント

watari41さんコメントありがとうございます。
watariさんは、あちこちでお仕事なさっていらしたので、いろいろな国や土地の気候を体験なさっていらっしゃると思います。

湿度の高い日本で30℃以上になると、私は頭がボーットしてきます。湿度が低い所だと、35℃ぐらいでも、どうにか元気でした。気温だけの問題ではありませんね。

投稿: ようこ | 2008年1月20日 (日) 午後 09時03分

 暑さ寒さを日本の感覚で捉えてしまうんですね。気温は一つの目安ですね。風のこと、湿度のことなど諸々の要素があるんですね。寒さのことを書かれてましたが、暑さも気温ほどではないスカットした暑さもあるんですね。

投稿: watari41 | 2008年1月20日 (日) 午後 07時45分

schmidtさん、コメントありがとうございます。
 
米国の気候の変動は大きいですね。
夏のサンフランシスコで、私は寒くて厚手のジャンバーを買ったことがあります。

人種によっても体感温度が違うのではないかと思うこともありました。
ジャケットやコートを着ている中、半そでのTシャツ姿の若者がいたりと。

想像できないことが起こった方が、旅の思い出は強烈に残りますね。

投稿: ようこ | 2008年1月20日 (日) 午前 07時18分

 わたしが初めて米国に行ったのも真冬でした。仙台も厳しい寒さの時期だったので防寒怠りなく向かったのですが、その年、米国カリフォルニアは例年にない暖冬だったため大変なことになりました。

 初めてのロサンゼルス空港はまるで真夏のようでした。そのままタクシーでダウンタウンに向かってホテルにチェックインしたのですが、その姿は恐らくシベリアかアラスカからやってきた人のように見えたはずです。冬用のジャケットしかなかったので、取材日程の合間にスーパーに入り、夏用のシャツや薄手のジャケットを買いました。20年以上も前のことです。今となっては懐かしい思い出です。

投稿: schmidt | 2008年1月19日 (土) 午後 11時05分

michikoさん、コメントありがとう。

わーダマールですか、懐かしい!
私も25年ぐらい前に持っていました。
その当時はやはり「エベレスト登頂に着た肌着」として、紹介されていましたよ。

私は厚手とおしゃれ用の薄手を買いました。薄手のものは、厚手のものに比べると暖かくはないのですが、上に着たセーターに肌着の線が出ないのでよく着ていました。
厚手の方は、本当に暖かかったです。しかし、エリや袖口の縫い目が、セーターに出たり、現在のものより伸縮性が少なくて、着心地が悪かったです。
その当時のものも、静電気がおきました。

今のものは、静電気もおきにくく、シルクのように柔らかく、伸縮性もあり、吸水性、速乾性にすぐれ、暖かいです。

投稿: ようこ | 2008年1月19日 (土) 午後 06時50分

いよい厳寒時になりましたねぇ~。

我が家は冬下着は吸湿、放湿性、保温に優れているサーモラクティルという繊維が入った「ダマール」という商品を ここ4年位愛用しているんですが静電気が起きるのが難点です。
スポーツ用品ではもっと機能に優れたもが売られているのでしょうねぇ。

海外旅行の時は充分過ぎるほど綿密に準備はしますからご主人さまのご出張は予想が外れて大変でしたネ。

投稿: michiko | 2008年1月19日 (土) 午前 06時38分

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