2012年9月 6日 (木)

老人保健施設から退所

父は3ヶ月入所した老人保健施設を退所し、
ショートステイとデイサービスを利用した在宅介護がまた始まりました。

老人保健施設では、父のリハビリをして下さったお陰で、父の動きがだいぶ良くなりました。
ベッドから起き上がる時も、ある程度自分で力を出してくれるので、起こすのがずいぶん楽になりました。
あいかわらず着替えなどはまったくできませんが、食欲はあるし、百歳まで大丈夫かも知れません。とはいえ、介護する母も自分の体が思うように動かせないので・・・・。

私が実家に行った時は、私が父の世話をするようにはしていますが、一緒に暮らす家族は大変です。父は1分もたたないうちに同じ質問を繰り返し続けますし、わからなくなった自分自身が不安。

父のショートステイの日を前より長くしていただき、泊まりに行く時の着替えも、
借りることにしたので、お泊りの準備も少し楽になったようです。

父の在宅介護、これからどうなることでしょう。
特養老人ホームからの連絡もまだありません。

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2012年1月18日 (水)

介護保険サービスの連携プレー 

腸閉塞で入院していた父が1月16日に退院しました。

退院後の父が、どのようなケアや用具が必要かについて、ケアマネージャーは病院と相談をし、さらに父が利用しているデイサービスやショートステイにも連絡をして下さいました。

退院当日に家に車椅子が届いていて、ケアマネさんの手際の良さにビックリ。
介護保険のサービスはすごいなあ!ケアマネさんはすごいなあ、と感嘆。

さて、また腸閉塞が起こったら大変なので、父は下剤を朝晩飲むことになりましたが、
軟便が始終大量に出て在宅介護は今まで以上に大変になりました(私は一緒に住んでいないので、この大変さは話に聞いたものですが、ウンチのお世話は経験があるので想像できます)。

家に戻った父は安心し、入院中のような混乱状態はなくなりましたが、同じことを1分もたたないうちに繰りかえすことは依然と同じです。

母が大変なので、父は家に2泊して、すぐにいつものショートステイに10泊し、その後は、老人保健施設に入所することになりました。ショートステイの最後の日に、そのままその施設の上の階の老人保健施設へ入所するのです。父が入院した、おかげで(?)老人保健施設への入所が可能になりました。見覚えのある介護士さんがいらっしゃることは、父にとって心強いことです。

特養老人ホームへの入所希望を出して1年になりますが、特養に入所すれば、顔の知らない職員さんばかりで、父は混乱がひどくなるに違いありません。当面は老人保健施設と在宅の繰り返しになるのでしょう。

昨年は、父が何度も救急車のお世話になりましたが、認知症のある老人を受け入れてくれる病院はありませんでした。その苦い経験から、認知症のお年寄りは、待ち時間が大変でも、入院病棟のある病院にも通院しておいた方がいいようです。

在宅介護の負担を軽くするためにいろいろなサービスを活用していますが、サービスを変更し軌道に乗せるのもなかなか大変。ケアマネさんがよく動いてくれていますが、利用する方も介護保険の制度を理解していることが大事です。

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2012年1月 1日 (日)

元旦 暮に父入院

「一陽来復」
おだやかな年になりますように。

今年の1月10日で92歳になる父が12月27日入院。
腸閉塞・便秘・肺炎(たぶん誤えん性の肺炎)とか。
父は要介護5、普段はデイサービス・ショートステイを目一杯利用して在宅で暮らしています。

認知症がある父は、病院に入院した自覚がなく「ここはどこ?なんでここにいるの?」を、1分もしないうちに繰り返します。
「夜は介護師の人数が少ないので、家族は夜付き添って欲しい」との病院からの依頼。
義理の妹と交替で、夜病院に泊まり、ヘトヘト。

昨日、医師から夜付きそうのは大変だから、昼夜逆転しない薬を出すとのこと。
その薬に??ですが、介護者が倒れたら大変なことになるので、医師の話しに承諾。
夜は付き添わなくてすむことになりましたが、夜中に病院から呼び出しの電話がきたら、すぐに病院にかけつけることが条件です。
日中、見舞いに行けばいいことになり、かなり楽になります。

病院はお正月休みなので、4日まで点滴と下剤の座薬を続け、治療法に変化はない感じ。その後に、レントゲンでお腹の調子を見るのでしょう。

mobilephone car hospital

暮は病院泊が大変でしたので、お正月料理は超簡単。
食べ過ぎが心配で、今年は冷凍のおせちを頼みませんでしたが、
お煮しめ、お雑煮、酢の物、かずのこ、鮎の昆布巻き、海老、
ほうれん草のおひたし、こんなので充分。

来年は
昆布巻きはいらない。
味付け卵か出し巻き卵を加えれは充分。

忙しいのに、お正月お花は活けました。

記録しておかないと次々忘れます。
今年は「老い」をテーマにブログをちゃんとアップしましょう。

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2010年8月25日 (水)

お年寄りに優しい温泉宿求む!

Cutkamasaki2 杖をついて歩く84歳の母の趣味のひとつに温泉行きがあります。

4年前までは、温泉まで送り迎えをすれば、両親や伯母(母の姉)たちだけで滞在してくれていたのですが、現在は、父は入浴介助が必要になり温泉は無理、母と伯母もそれぞれ病気を患い、付き添いなして温泉に泊まることはできなくなりました。

91歳の父をショートステイにお願いすると、母は介護の疲れを癒すために無償に温泉に行きたくなるようです。温泉は体を温めてくれるので、あちこち痛いところが楽になりますし、おおいに気分転換にもなるようです。

先月末も私と一緒に温泉に出かけたばかりなのに、今月も行きたいとのこと。さすがに、母も気がひけたようで、付き添いは必要ないとがんばっていました。「タクシーででも行く」と強気な母でしたが、さすがに一人は寂しいのか、92歳の伯母を誘っていました。

「エー伯母と!」と、驚きました。伯母は、昨年背骨を痛めていて、母よりも体がふらついていて、見守りや介助が必要です。家にこもりっきりの伯母もぜひ行きたいとのこと、結局、伯母の娘(私の従妹)と私が交替で付き添うことになりました。

杖をついて歩くお年寄りにとって、温泉はどこでもいいという訳ではありません。足が不自由なお年寄りが泊まれる旅館とは、部屋にトイレと洗面がついているのは必須条件。さらに、部屋からお風呂や食堂まで、階段(段差)がないか、せめて段差が少ないのが条件です。

母たちのために宿を選ぶ時は、インターネットで調べるだけではなく、階段がどの程度あるか、食堂やお風呂までの距離などを、必ず宿に電話で確認をしてから決めています。元気な時に泊まったことのある気にいった旅館でも、お風呂までの階段が多かったり、遠かったりすると、宿のリストからはずされてしまいます。

高齢者は連泊することが多いので、お年寄り連泊割引料金を設けていただけると、利用しやすくなると思います。食事は、いつも食べきれないほど出る宿が多いので、品数や量を減らして、美味しいものを少しだして欲しいです。2皿ぐらいは、選べる料理があればなおけっこう。

食堂やお風呂に近い部屋を選ぶと、たいていは料金が数千円高くなっていて、しかも料理も豪華になっている所が多いようです。お年寄りにとっては、食べ残す方が多い料理をだされても、もったいないだけです。

九州のどこかで、看護師さんが作った高齢者や障害者のための温泉宿の記事を読んだことがあります。入浴介助もしてくれるそうです。超高齢化時代、付き添いなしで、安心してお年寄りを泊めてくれる湯宿がもっと増えてもいいのではないでしょうか。

母や伯母は、頭がはっきりしているので、介護認定を受けても、せいぜい要支援1程度ではないかとのこと。母は近所の病院へは一人でタクシーで行くことがありますが、その他の外出は付き添いが必要です。デパートやスーパーの中では車椅子を利用しています。介護保険を利用していなくとも、介助を必要とするお年寄りは多いのです。

今年になって付き合った温泉行きは、3・5・7・8月。7月に行った奥鎌先温泉の部屋からの写真をアップします。夜は篝火が焚かれ、いい雰囲気。段差も少なく、お料理も美味しく、こじんまりしたいい宿でした。会席料理を部屋まで運んで来てくれるのはいいのですが、2時間も仲居さんが出たり入ったりして、落ち着かず、私好みではありませんでしたが、母にとってはいい宿だったようです。

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2009年2月11日 (水)

老齢基礎年金の繰上げ

Purimura 春は目の前、今日はややっこしい話なので、まずは、お花の話から。

お花やさんの店先に、プリムラ・ジュリアン(ダブル)の花苗がおいてありました。「わーきれい!」店員さんに撮影の許可をいただいてから、家までカメラを取りに戻りました。家まで2分。

プリムラは撮影のみで、純白の花をつけるクリスマスローズ(ノイガー)を、1280円で買いました。10年前はこんなに安いお値段では買えませんでした。シングル咲きのノイガーですが、ダブルもあるんですって。

さて本題に、社会保険業務センターから、60歳から受け取れる特別支給の老齢厚生年金と老齢基礎年金の見込額が送られてきました。

正規採用で働いた期間は結婚前で、安月給だったので、老齢厚生年金は年額7万円にもなりません。老齢基礎年金は60歳まで支払うと満額に近い78万円いただけます。国民年金任意加入の時期も、支払っていたのでこの額になりました。(o^-^o)

私の生まれ年の人は、老齢厚生年金は60歳から支給されます。私の老齢厚生年金7万弱では心もとないので、老齢基礎年金も60歳から受け取った方がいいかどうか考え中です。(繰上げ)

ちょうど雑誌に「老齢基礎年金の繰上げ繰り下げ」についての注意が書いてあったので、メモしましょう。

老齢基礎年金は65歳から受け取ることが基本ですが、60歳から早めに受け取ることもできます。これを「繰り上げ」と呼び、年金額は減額されます。1941年4月2日以降の人ならば、1ヶ月早くなるごとに0.5%減額されます。

まだまだ常勤で働いて老齢基礎年金の受け取りを先にしたいと考える人は、先にのばすことができます。65歳より受け取りを1ヶ月遅くするごとに0.7%ずつ増える仕組みになっています。これを「繰り下げ」と、呼んでいます。

●「76歳8ヶ月が分岐点」
老齢基礎年金を60歳から受け取るケースと65歳から受け取る場合のそれまでの合計額を計算すると、76歳8ヶ月よりも長生きできるのならば、繰上げ請求などしないで、65歳から受け取った方が得のようです。76歳8ヶ月まで生きる自信がなかったら、早めに受け取る方がいいと考えられますが、ところが「繰り上げ支給」には、他に注意しなければならない点があるようです。

○「繰上げ支給」を受けた後に交通事故などで障害を負っても、障害基礎年金はもらえません。

○繰り上げた場合に、遺族厚生年金が65歳までに発生すると、どちらかを選択しなければなりません。
(65歳を過ぎていても同じだと思うのですが、この意味はよくわかりませんでした)

○厚生年金の受給者が、基礎(国民)年金の全額を繰り上げ受給した場合には、厚生年金の定額部分が支給停止になります。

●障害年金の受給資格を調べてみると

○障害を認定される時期は?
初めて医師の診療を受けた時から、1年6ヶ月が過ぎたとき(その間に治った場合は、治ったとき)に障害の状態にあるか、または65歳に達するまでの間に障害の状態となった時だそうです。

○障害基礎年金の年金額は?

    1級の障害 : 990,100円 
    2級の障害 : 792,100円

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2008年8月29日 (金)

ゴミの有料化を夢につなぐ

 何年も前になるが、親たちの荷物を数年かけて片付けたことがある。戦争中の物まで出てきたのにはビックリし、私は気に入った少しの物でシンプルに生活したいなあと思った。戦争を経験した親世代は、何十年と使わないものでも大事にとっておいたし、そうならざるえない理由があった。大量の荷物で後の人たちに迷惑をかけないよう、私がシニア世代になったら使わないものは譲るなり処分し、気に入った少しの家具で暮らしたいなあと思っていた。

 しかし、理想と現実にはギャップがあり、いつの間にか親よりはるかに物持ちになってしまった。TVやパソコンは部屋ごとに置いてあり、様々な電気製品や大型家具に囲まれて、とんでもないことになっている。

 家具は使っているので簡単に処分できないが、10月からゴミが有料化になるのをきっかけに少しでも物を処分したいと思った。特に、私よりはるかに物持ちで「とっておきたい症候群」の夫に片付けてもらうには絶好のチャンスである。「今度ゴミが有料化になるので、捨てていいものを選んで欲しい」と、春から夫をせっついていた。

08asagao  なかなか動き始めない夫に「ビデオテープを減らしてはどう?」と提案すると、彼はめずらしく納得して、β版のテープ1本1本をチェックし始めた(BHSではなくβ版です)。デジタルTVの大型画面に映し出して見ると画像の荒さが目立つが、名の知れたメーカーのテープはほとんど再生できた。保存したいものが見つかると、DVD-Rに書き込んでいるので、まあ気の長い作業となった。

 私なら、β版はまとめてドサッと捨てるけど・・・。箱にもテープにもタイトルがきちんと記入されて情報や資料を大事にしていることがよくわかる。β版はまだ半分以上残っているが、捨ててOKのテープが大きなゴミ袋3ケになった時、私は正直嬉しかった。そのまま袋にほおりこむとテープの箱の角と重さで袋が破けるので、一旦紙袋やビールの空き箱にきちんと並べて捨てたが、夫の知識を捨てるようでちょっとシンミリ。人のことばかり言っていないで、自分のテープも処分しようと思ったら、β版はとっくになくて、BHS版24本処分し、保存したのは5本だけ。私は必要ないと思うとすぐ重ね撮りするので本数が少ない。

 片付けばかりしていると気が変になるので2ヶ月のんびりしていたら、有料化までの期限がたったのひと月となった。私の「捨てて欲しい」お願いコールを連呼する時期のようだ。屋根裏収納には、博物館に贈りたいようなパソコン関連の物が山ほどある。せめてもう3袋は捨てて欲しい。数週間前「5インチのフロッピーディスクは捨てていいなあ」と、ぽっりと言っていたのを聞き漏らしてはいない。

 自分の気に入った家具や道具にだけに囲まれてのシンプルライフの夢はかなり遠いけれど、歳をとればとるほど片付ける気力体力は失せてゆく。夢をかなえるべく、有料化になっても、私は年に数回まとめて捨てることは続けますが、夫はどうでしょうか。

写真は、カーポートの柱で咲いた朝顔

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2008年1月22日 (火)

医療費還付の振り込め詐欺?

A11c024「社会保険事務所です。医療費を余分に払った分を、還付する手続きをまだなさっていないようなので電話をしました。還付の通知は4月15日郵便で通知しているのですが、読まれたでしょうか?」と男の声で電話があった。

私「読んでません」。そんな書類が届いたかしらと、思い出そうとした。

あやしい男「還付手続きは12月28日が期限なのですが、期限まで手続きをしていないので連絡しました」。

私「え~、そうですか?そんなに医療費払ってないのですが」

あやしい男「今度医療保険制度が変わったので、平成14年度から18年度まで、過去5年間余分に払った分の還付です」。

私の心の声「医療費を値上げすることはあっても、今時還付なんてありえない。それとも計算間違い?だとしても我が家は社会保険事務所ではなく○○が管轄だよ」と思い、電話に不審を抱いた。しかし、怖いもの見たさで、その後どんなことを言うのか知らぬふりをして話を聞いていた。

あやしい男「期限が過ぎているので、0120-299-xxxの給付課に連絡して下さい」

私「0120-299-xxxですね。保険事務所のどなたですか?」。

あやしい男「総務課のマツオカといいます。期限がとうに過ぎているので、この電話が終わったらすぐに電話をして下さい」。

最後の「すぐ電話して下さい」の言い方は、ちょっと上ずっている声だった。

はい、はい、私はすぐに電話をしました。教わったフリーダイヤルの電話番号ではなく、電話帳で仙台の社会保険事務所を調べて、本物の社会保険事務所に上記の内容の電話があったことを連絡しましたよ。

本物の社会保険事務所の方は「最近そんな電話がかかってきたとの連絡を数件受けています。どうも個人情報を集めているようです。通知された電話番号には連絡しないで下さい。上司にも伝えておきます」との返事。

0120-299-xxxに電話をすると、名前や住所、銀行口座名などを聞かれて、銀行に行かされ、お金をいただけられるのではなく、振り込みをさせられるのでしょう。私はまだだまされないけれど、もっと歳をとったらだまされないと言う自信はない。みなさん、気をつけて。次から次とお金をとろうとして悪知恵がよく働くものですね。その頭をまっとうな仕事でいかしたら・・・・。

インターネットで調べてみると、社会保険事務所を名乗った不審電話が最近増えているらしい。
読売新聞以外にもいろいろ情報が載っています。詳しいPDFファイルの情報もありました。

読売新聞

小平市公式ホームページ

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2007年3月 4日 (日)

母の入院

05hanahina 81歳の母が腹部の手術をするために、初めて入院した。ちょっとした騒動もあったけれど、今、私はほっとしている。

 「高齢者は入院をきっかけに寝たきりや認知症になりやすいので、手術した翌日から歩いていただきます。お母さんがボケないように毎日お見舞いに来て下さい」と、入院前にお医者さんから再三注意を受けた。

 母は個室へ入ることを希望していたが、ひとりになる時間を心配した先生は、4人部屋を勧めた。しかし入院当日母は「夜中にトイレに何度も起きて、同室の人に迷惑をかけるので個室にします」と、予約してあった相部屋を個室に変更した。

 手術の翌日、集中治療室から部屋に戻った日に事件が起きた。だれもいない時、母は吐き気をもよおし、トイレに行こうとベットから起き上がり、1、2歩歩いたのである。母の体には点滴、心電図、導尿のみならずお腹や背中にも管が入っていたので、たちまち身動きが取れなくなった。

 死に物狂いでベットに戻った母は、ナースコールをやっと押した。看護師さんたちのあまりの忙しさにナースコールを遠慮したようであるが、また「手術の翌日から歩いて下さい」との先生の忠告に、歩かなければと必死だったに違いない。とんでもない患者の行動報告を受けていた先生は、回診の時「どこまで歩いたの?」と母に優しく質問し、私の方を向いてニヤリとなさった。

休日の早朝、母は病院から電話をかけてきて「抜糸をしたら退院していいとのこと。午前中に抜糸するので、午後には退院する」と伝えてきた。抜糸は平日だろうと予想していた私たちはあわてふためいた。 

 見舞い客で毎日賑わい、看護師さんたちを笑わせていた母は入院生活を楽しんでいるものと思っていたが「1日だってよけいに病院にいたくない」と言い切った。
ボケずに無事退院し、自分の考えをはっきり持ち手術2日目に歩いた81歳の母は、私に重くのしかかっていた老いの不安を軽くしてくれた。

 

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2006年9月22日 (金)

頼もしい70代の女性

Tomeikosumosu 知り合いの70代前半の女性たちは、とても自由で頼もしい。こう生きなければならないなどの縛りが少なく、他人に気兼ねせず自由に自分の時間を生きていらっしゃるように見える。家族の介護や経済的な心配がないと言うことが自由に生きられる一番のポイントであるが、それにしても、したいことをちゃんと実行している行動力には頭が下がる。

 数年前に、ご主人を看取ったOさんは、カラオケを5時間楽しみ、その翌日は里山歩きに出かけ、翌々日は絵画教室に出かけたなどと1週間のケージュールがビッシリである。

 ご主人とふたり暮らしのTさんも行動的で、昼電話をしてもほとんど留守。先日、野球を見に行くと言っていらしたので「野球が好きなの?」と、たずねたら「球場で野球観戦をしたことがなったので、引きこもりがちの夫を誘って出かけたの」のおっしゃった。70歳まで、見たことのなかったという歌舞伎や能の鑑賞にも出かけられている。

 OさんとTさんはそれぞれ別の知り合いであるが「どうしてそんなにお元気なの?」と、同じ質問をしてみた。すると「いや、あちこち痛いところもあるけれど、言っても仕方がないので、言わないだけ」と、お二人から同じ返事が返ってきた。Oさんは肩が痛くて、整形外科に通っている。一見足が丈夫そうに見えたTさんは、膝が痛くてマッサージに通っているとのこと。

 体に痛いところがあるけれど、彼女たちは私よりきちんと散歩をし、小食ながらもいろいろな種類の食べ物を食べていらっしゃる。世の中のニュースも豆にチェックし、インターネットなど使っていなくても情報通で、社会の問題について自分の意見をはっきりおっしゃる。 

 OさんTさんともに、50代まで正社員で仕事を続けてきた人たちである。働きながら社会に揉まれ、たくましくなり、国民年金以外の年金もあり、精神的・経済的に自立している女性たちである。

 Oさんは「50代はまだまだ若い、50代にしかできないことをしておいた方がいいわよ」と、私にアドバイスをして下さった。Tさんは「いろいろな事を心配して行動するより、成り行きにまかせた方がいいことが世の中には多いのよ」と、話して下さった。二人の話は、とても参考になっている。

 私のブログ中の「老い」についての記事を、彼女たちが読んだら「なにを生意気なことを言っているの、老いについて語る資格はまだまだないわよ」と、言われそうである。私には国民年金しかないけれど、彼女たちのように、頼もしい70代の女性になりたいと思っている。

ba-hirake

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2006年9月 3日 (日)

有料老人ホーム見学(1)

94nwithcat 仙台市内の北部にある、有料老人ホーム「エバーグリーンシティ・寺岡」を見学してきました。ホームは、住宅型と介護型に分かれていて終身利用権方式、完成は平成19年の3月です。事業主と管理運営は、「松田会」です。

 住宅型のすべての部屋には、ベッドルームとLDKの2部屋、それにバスルームと車椅子でゆったり入れるトイレがついています。共有のスペースには、シアタールーム、アスレチックルーム、大浴場、医務室、ゲストルーム、レストランなどがあります。住んでみたいと思うようなお洒落な建物、サービスも行き届いているように思えました。ハイクラスの設備や環境を考えると、月々の利用料が高いのは、しかたがないのかも知れません。しかし、入居一時金は、市内のマンションが買える金額なので、終身利用権は高すぎると思いました。

見学者は11名、真剣に入居を検討していそうな方は、おひとりでした。

●住宅型(満60才以上)144室
入居一時金:2,430~5,520万(2人目の追加金は480万円)
(部屋の広さ:46,40㎡~99,58㎡) 

募集の初めのころに、入居1時金の一番高い住宅型の契約が終了したとのこと、ビックリ!

●月額利用料:1人 98,000円 2人147,000円

●食費:月1人63,000円
 食事は自分で作れば費用はかかりません。

●食事も作っていただくとなると合計は
1人入居の場合 月:162,000円
2人入居の場合 月:273,000円

上記金額は、水道・光熱費・新聞代などは含まれていませんので、食費以外の雑費を5万円とすると、1人入居の場合、最低の生活でも212,000円は、かかりそうです。正社員で働いてきた独身男性なら、どうにか払っていけるかも知れません。
残された女性が、遺族年金で暮らすには払い切れない金額です。
夫婦で入居した場合は雑費を8万円とすると、最低353,000万円程度は必要。趣味などの娯楽費用や介護保険の利用料は含まない額であることをお忘れなく。

 最初は住宅型に入居していて、介護が重症になれば優先的に、介護型に入居できるようです。今は入居するつもりはないし、入居できる金額でもありませんが、10年後にはどうなるかわからないので、ともかく記録を残しておきましょう。

 金額を考えるとしり込みしてしまいますが、仙台にもようやく質のいい有料老人ホームが建ち始めたことは、大歓迎です。今後は競争しあって、中流クラスの人でも入居できる価格で、サービスのいいホームが増えるといいのですが・・・。

ba-hirakeイラストは「エスケット」から

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